こんにちは、たかのりです。
「また否定された…」
「どうせ何を言っても無駄」
「もう疲れた…」
そんな気持ちでこの記事を読んでくれているのかもしれませんね。
実は私も、4回の転職を経験する中で、あなたと全く同じような気持ちになったことが何度もあります。
毎日のように否定され続けて、心がボロボロになってしまった時期もありました。
でも今、こうして記事を書いている私がいるということは、その状況から抜け出すことができたということでもあります。
今日は、そんな私の経験を交えながら、否定ばかりされる疲れから解放される方法について、できるだけ正直にお話ししたいと思います。
【私自身の体験談】上司からの執拗な否定に苦しんだ日々
地獄のような毎日が始まった
私が経験した上司は、私に対して異常なまでに否定的でした。
朝の挨拶から始まり、何をやってもけなされる日々。
何かと理由をつけては会議室に呼び出されて詰めの連続。
▶関連記事:理不尽に詰める無能上司の対処法|3年間戦った私の最終手段
資料を作れば「センスがない」、提案をすれば「的外れ」、質問をすれば「理解力がない」。
毎日何かしらの理由をつけて私をなじるのが、その上司の日課のようでした。
他の同僚には普通に接しているのに、なぜか私だけがストレス発散の的にされているような状況でした。
「君は本当にダメだね」「なんでこんなこともできないの?」という言葉を浴び続け、次第に自己肯定感がみるみる下がっていきました。
心の限界が訪れた瞬間
半年ほど経った頃、朝起きることができなくなりました。
会社のことを考えただけで動悸と吐き気に襲われ、医師からは「うつ状態」と診断されました。
「自分は本当に価値のない人間なのかもしれない」と本気で思うようになり、毎晩涙が止まらない日が続きました。
この経験があったからこそ、同じ悩みを持つ方の気持ちが痛いほど分かるのです。
なぜ否定ばかりされるのか?私なりに考えてみた
最初に言っておきたいのは、あなたが悪いわけじゃないということです。
私も最初は「自分に問題があるから否定されるんだ」と思い込んでいました。
でも、転職を重ねて色々な職場を見てきた今だからこそ分かることがあります。
否定ばかりする職場には、本当に共通した特徴があるんです。
上司や先輩が否定することしかできない
建設的なアドバイスをする余裕がないのか、スキルがないのか。
とにかく「ダメ出し」しかしてこない。
何をするにしても言語化する能力が無かったと言わざるを得ない、そんな状況でした・・・
職場全体がピリピリしている
みんな自分のことで精一杯で、後輩を育てる余裕がない。
誰かを叩くことで、自分の立場を守ろうとしている。
みんな、自分がターゲットになる事を恐れて無関心を装っているだけでした(苦笑)
あの空気感の冷たさと言ったら、地獄でしかなかった・・・
そもそも人を育てる文化がない
- 「見て覚えろ」
- 「失敗したら怒られるのは当たり前」
みたいな昭和な考え方が残っている。
私が経験した最悪の職場では、朝の挨拶から始まって、提案・質問・資料作成など、何をやっても否定され続ける日々。
特に
- 「君は本当にダメだね」
- 「なんでこんなこともできないの?」
という言葉は、毎日胸に突き刺さりました。
他の同僚には普通に接しているのに、なぜか私だけがターゲットにされているようにも。
そんな言葉を毎日浴び続けていると、だんだん「本当に自分はダメな人間なのかもしれない」と思うようになってしまうんですよね。
たかのり
まるでマインドコントロール状態でしたね(苦笑)
否定され続けると、心も体もボロボロになる
否定ばかりされる環境にいると、本当にいろんな症状が出てきます。
私の場合は、以下のような症状になりました。
朝起きるのが辛くなった
会社のことを考えただけで動悸がして、吐き気がすることもありました。
何をやっても楽しくない
仕事はもちろん、プライベートでも「どうせ自分なんて…」という気持ちになってしまって。
眠れない日が続いた
夜中に目が覚めて、嫌なことばかり考えてしまう。
食欲がなくなった
ストレスで胃が痛くて、食べ物が喉を通らない日もありました。
半年ほど経った頃、ついに朝起きることができなくなりました。
医師からは「うつ状態」と診断されて、その時初めて「これはヤバい」と自覚したんです。
「自分は本当に価値のない人間なのかもしれない」
毎晩そんなことを考えて、涙が止まらない日が続きました。
もしあなたが今、似たような症状で苦しんでいるなら、それはあなたの心と体が発しているSOSです。
たかのり
無理をしないでください。
今すぐできることから始めてみよう
私が実際にやって効果があったことを、いくつか紹介しますね。
信頼できる人に話を聞いてもらう
一人で抱え込まないことが本当に大切です。
家族でも友人でも、誰でもいい。 話すだけで、少し心が軽くなります。
記録をつける
どんな時に否定されたか、メモに残しておく。
客観的に見ると「理不尽だな」ということが分かってきます。
※このことが、後に内部告発をして逆転裁判するきっかけとなりました。
詳しくはコチラの記事にて→内部告発した人のその後⇒報復を経て私が掴んだ逆転劇
「これは相手の問題だ」と心の中で唱える
否定的な言葉を聞いた時、深呼吸して「この人の問題であって、私の問題じゃない」と自分に言い聞かせる。
小さな成功体験を積む
仕事以外でもいいので、何か小さな達成感を味わえることを見つける。
私の場合は、読書や料理でした。
たかのり
ただ、正直に言うと、これらの対処法だけでは根本的な解決にはなりませんでした。
「環境を変える」という選択肢について
私が本当に状況を変えることができたのは、転職によって環境を変えた時でした。
最初は
- 「転職なんて逃げじゃないか」
- 「どこに行っても同じかもしれない」
と思っていました。
でも、実際に新しい職場で働いてみて分かったことがあります。
同じスキルや人柄でも、全く違った評価を受けるということです。
転職先でも、否定する人はいましたし、100%改善されたわけではありません。
だけど、個人攻撃と思わせる事は激減したのが救いだったと言えます。
環境が変わると、本当に人生も変わります。
もちろん、転職にはリスクもあります。
でも、心身の健康を害してまで今の環境にいる必要はないと思うんです。
転職活動で気をつけたこと
私が転職活動で特に気をつけたのは、以下の通り。
在職中に活動する
お金の心配があると、冷静な判断ができなくなります。
企業の雰囲気を事前に調べる
面接で「職場の雰囲気はどうですか?」と必ず質問しました。 可能な限り、職場見学もお願いしました。
同じ失敗を繰り返さない
なぜ前の職場がダメだったのか、しっかり分析してから次を選びました。
転職エージェントも活用しましたが、自分の悩みを正直に話すことで、より良い提案をしてもらえました。
段階的に進めていこう
いきなり全部を変えるのは大変なので、段階的に進めることをおすすめします。
まずは今日から
- ストレス発散方法を1つ見つける(散歩でも音楽でも何でも)
- 信頼できる人に状況を話してみる
- 嫌なことがあった日は記録をつける
1週間以内に
1ヶ月以内に
- 自分の強みや価値観を整理する
- 本格的に転職活動を始めるかどうか決める
- 必要であれば、専門家に相談する
3ヶ月以内に
- 転職活動を本格化する
- スキルアップのための勉強を始める
- 新しい環境での目標を考える
完璧にやる必要はありません。
たかのり
できることから、少しずつで大丈夫です。
専門的なサポートも使ってみて
一人で頑張りすぎる必要はありません。
カウンセリング
私も利用しましたが、専門家に話を聞いてもらうだけで、かなり楽になりました。
オンラインで受けられるサービスも増えています。
自己分析ツール
下記にて解説している転職エージェントと併用するのにおすすめ。
自分の強みを知ることで、現職との適性やより自分に合った職場探しのきっかけになる可能性も。
また、職務経歴書や履歴書を作成する際の手助けになる事も。
詳しくは、下記リンク先の記事にて解説していますので是非お読みください。
▶関連記事:【適職探しの重要性】あなたの強みを知る④つの方法
転職エージェント
業界に詳しい人からアドバイスをもらえるのは心強いです。
企業の内部情報も教えてもらえます。
登録したと言っても費用は一切かかりませんし、実際に転職するかどうかの判断材料にもなります。
WEBから登録できますし、所要時間は10分かかりません。
今のご時世、来社登録も不要(事前相談要)でオンラインでの登録もできるのでおススメ。
▶関連記事:おすすめ転職エージェントまとめ
緊急時の相談窓口
もし「もう限界」と感じたら、以下のような機関を頼るのも手です。
- 厚生労働省「こころの耳」
- 労働局の総合労働相談コーナー
- 会社の産業医(いる場合)
退職代行
「もう辞めたいけど、上司に言い出せない…」 そんな状況なら、退職代行サービスも選択肢の一つです。
否定ばかりされる環境では「退職したい」と言うこと自体が大きなストレスになりますよね。
特に、パワハラ上司がいる職場では、退職を申し出ただけでさらに嫌がらせを受ける可能性もあります。
心身の限界を感じているなら、無理に自分で退職の手続きをする必要はありません。
退職代行は「逃げ」ではなく、あなたの健康を守るための正当な手段です。
費用はかかりますが、精神的な負担を大幅に軽減できます。
▶関連記事:退職代行サービス完全ガイド/おすすめ10選と選び方
たかのり
これらの窓口を遠慮なく使ってください。
最後に伝えたいこと
否定ばかりされて疲れ果てているあなたに、どうしても伝えたいことがあります。
あなたには必ず価値があります。
今いる環境で否定され続けているからといって、それがあなたの真の価値ではありません。
私自身、転職によって環境を変えた結果、「あの時の自分は環境の被害者だった」ということがはっきりと分かりました。
環境が変われば、あなたの能力や人柄は全く違った形で評価されます。
【参考資料】人間関係を理由とした退職理由の割合
厚生労働省によると、人間関係を理由にした退職について男性が8.1%、女性が9.6%となっていますので、数値としては大きいと感じます。
転職入職者が前職を辞めた理由別割合 | |||||
仕事内容 | 能力を発揮 できなかった |
人間関係 | 将来性 | 給与 | |
男性 | 5.0 | 4.3 | 8.1 | 6.3 | 7.7 |
女性 | 3.8 | 4.8 | 9.6 | 4.5 | 7.1 |
参考資料:厚生労働省「令和3年雇用動向調査」
[/box]ですから、人間関係がうまくいかないがために転職を考える事は、全く恥ずかしい事ではありません!
今日からできることを、1つでも始めてみてください。
あなたがまずやるべきこと
小さな一歩でも、それは新しい人生への第一歩になります。
否定的な環境から抜け出すのは簡単ではありません。
時には挫折や不安も感じるでしょう。
でも、あなたが行動を起こし続ける限り、必ず状況は良くなります。
私も最初は不安でした。
- 「本当に変われるのかな」
- 「また同じことの繰り返しかも」
そんな気持ちもありました。
でも、行動してみて本当に良かったと思っています。
あなたの価値を認め、成長を支援してくれる環境は必ず見つかります。
そして、そんな環境で働くあなたは、今では想像できないほど生き生きと活躍できるはずです。
一人で頑張る必要はありません。
専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ前進していきましょう。
あなたの新しいスタートを、心から応援しています。
この記事が、あなたの人生を変えるきっかけになることを願っています。
たかのり
あなたは一人じゃありません。必ず道は開けます。
おすすめ転職エージェント③選
私が実際に利用して効果的だった3社をご紹介します。
詳しい転職エージェントの選び方や活用法については、おすすめ転職エージェントまとめ!世代別のイチオシを紹介!をお読みください。
1. リクルートエージェント
引用元:リクルートエージェント公式サイト
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2. doda
引用元:doda公式サイト
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3. マイナビエージェント
引用元:マイナビエージェント
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