もう我慢しなくていい! | ブラック企業を見分ける7つの特徴【体験談】

日本人の仕事観はおかしい! 私が時代遅れな働き方に見切りをつけた④つの理由

日本人の仕事観はおかしい! 私が時代遅れな働き方に見切りをつけた④つの理由

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あなたは職場でこんな経験をしていませんか?

  • 上司の意見が絶対で、反論は許されない雰囲気
  • 「会議で積極的に発言しろ」と言われて発言すると、なぜか怒られる
  • 明らかに非効率なやり方なのに「昔からこうだから」で改善されない
  • 人間関係のトラブルがあっても、誰も助けてくれない

もしこれらに心当たりがあるなら、あなたの職場は典型的な「時代遅れな日本企業」かもしれません。

私は過去に職場いじめを経験し、会社と衝突した結果、何も変わらないまま鬱病になってしまいました。

その辛い経験から学んだことは、おかしな職場環境に我慢し続けるのではなく、自分から環境を変える行動を起こすことの大切さです。

(私の転職体験談について詳しくは会社がつらい!辞めたいけど悔しい!転職という選択肢が正解だった話をご覧ください)

今回は、私が「この働き方はもう無理だ」と見切りをつけた4つの理由と、その後どう行動したかを具体的にお話しします。

同じような悩みを抱えているあなたの参考になれば幸いです。

時代遅れな職場に見切りをつけた4つの理由

①年功序列が根深く、実力が評価されない

最近は「成果主義」を掲げる企業が増えていますが、実際はまだまだ年功序列が幅を利かせている職場が多いのが現実です。

具体的にはこんな状況でした。

  • 明らかに成果を上げても、「経験年数が足りない」という理由で昇進できない
  • 古株社員の効率の悪いやり方を「伝統」として強制される
  • 新しいアイデアを提案すると「生意気だ」と潰される
  • 年上というだけで、能力に関係なく敬語で接することを強要される

このような環境では、どんなに頑張っても報われないと感じ、モチベーションを保つのが困難でした。

②上司が絶対という息苦しい人間関係

職場の人間関係で最も辛かったのは、上司の顔色を常に気にしなければならない環境でした。

日常的にこんなことがありました。

  • 有給休暇を取りたくても、上司の機嫌次第で却下される
  • 上司より先に帰ることができない暗黙のルール
  • 正当な意見を述べただけで「協調性がない」とレッテルを貼られる
  • 会議では意見を求められるのに、実際に発言すると圧力をかけられる

特に理不尽だったのは、会議での出来事です。

「もっと積極的に発言してほしい」と言われたので意見を述べると、今度は「上司の方針に逆らうのか」と詰められる。

これでは何のための会議なのか分からませんでした。

(上司が怖くて報告しづらい状況については「上司が怖い為報告できない理由と解決策を解説」も参考になります)

③効率性よりも「秩序」を重視する無駄だらけの業務

「今までこうやってきたから」という言葉が、まるで魔法の呪文のように使われていました。

無駄だと感じた具体例

  • 明らかに効率的な新しいツールがあるのに「慣れ親しんだ方法」にこだわる
  • 形式的な会議や資料作成に膨大な時間を費やす
  • デジタル化できる作業を手作業で続ける
  • 「みんなでやっているから」という理由だけでの残業

こちらが業務改善案を提案しても、「変化を嫌う体質」のため受け入れられることはありませんでした。

新卒採用のページには「積極的に意見できる人材を求む」と書いてあったのに、実際は真逆でした。

④職場いじめを見て見ぬふりする組織風土

最も心を痛めたのは、明らかな人間関係のトラブルがあっても、周囲が知らんぷりを決め込むことでした。

私が実際に体験・目撃したこと

  • 上司による手柄の横取り
  • ミスの責任転嫁
  • 理不尽な業務の押し付け
  • 特定の人への無視や仲間外れ
  • パワハラ的な叱責

こうした状況を人事部に相談しても、「嫌なら辞めればいい」という冷たい対応。

組織として問題解決に取り組む姿勢が全く見られませんでした。

結果として、私は絶望感から鬱状態になってしまいました。

(パワハラ加害者の言い訳と会社の対応については「パワハラ加害者の言い訳を許す会社が危険だった!」で詳しく書いています)

こんな職場環境で無理をする必要はない

理不尽なことを我慢し続ける必要はない

「上司の命令だから」「これまでのやり方だから」という理由だけで、自分の気持ちを押し殺すのは健全ではありません。

大切なのは

  • 自分の意見や考えをしっかり持つこと
  • 理不尽な状況に対しては適切に声を上げること
  • 改善の見込みがない場合は、環境を変える勇気を持つこと

我慢することが美徳だった時代は終わりました。自分の心身の健康を最優先に考えましょう。

(職場に味方がいない状況の対処法については「職場に味方がいない!敵だらけの状況を切り抜けた方法」も参考にしてください)

職場が変わることを期待するだけでは何も変わらない

「いつかは良くなるだろう」「そのうち改善されるはず」と期待して待っているだけでは、残念ながら何も変わりません。

現実的に考えてみてください

  • その職場の問題は何年続いていますか?
  • 過去に改善された例はありますか?
  • 上層部に変化への意欲は感じられますか?

もし答えがネガティブなら、自分から行動を起こす時です。貴重な時間を無駄にする前に、次のステップを考えましょう。

(社員を大切にしない会社の実態については「社員を大切にしない会社の末路がヤバかった!」でも詳しく解説しています)

時代遅れな職場環境が改善されない根本原因

同調圧力が個人の判断力を奪っている

日本の労働環境の問題の根源は、個人よりも集団の和を重視する文化にあります。

具体的には

  • 「自分だけ先に帰るのは気が引ける」という感情
  • 効率よく仕事を終えても、周りの目を気にしてダラダラと残業
  • 正しいことでも、「みんなと違う」というだけで言いづらい雰囲気

本来、仕事は成果を上げることが目的です。

効率よく業務を完了して定時で帰ることは、むしろ褒められるべきことのはずです。

終身雇用制度の名残が変化を阻んでいる

終身雇用時代の価値観が残っていることで長く在籍しているだけで偉いという勘違い

  • 同じ会社にいることが前提のため、理不尽も我慢してしまう
  • 転職に対するネガティブなイメージ
  • 変化を嫌い、現状維持を好む体質

しかし現代は、転職が当たり前の時代です。

たかのり

一つの会社に依存するリスクの方が高いといえるでしょう。

私が実際に取った行動と、あなたが選べる選択肢

①まずは自分の価値観を明確にする(自己分析)

おかしな職場環境から抜け出すためには、まず「人は人、自分は自分」と考えることから始めましょう。

具体的に意識したこと

  • 他人の顔色を伺うのではなく、自分の価値観を大切にする
  • 無意味な残業はしない
  • 理不尽な要求にはきちんと「NO」と言う
  • 同調圧力に負けない精神力を鍛える

ただし、自分一人で価値観を整理するのは難しいものです。

そんな時は、適職診断や自己分析ツールを活用することをおすすめします。

客観的に自分の強みや向いている職場環境を知ることで、今の職場の何が問題なのかが明確になります。

会社全体を変えるのは困難ですが、まずは自分の働き方から変えていくことが重要です。

②社内異動の可能性を探る

転職を考える前に、まずは社内での配置転換を検討しました。

メリット

  • 収入が途切れない
  • 会社のルールや文化は分かっている
  • 転職活動の手間が省ける
  • 部署によっては働きやすい環境の可能性がある

たかのり

実際に人事部に相談し、異動の打診をしてみました。残念ながら私の場合は希望が通りませんでしたが、試してみる価値はあります。

③転職活動で根本的に環境を変える

社内での解決が困難だと判断し、最終的に転職という選択をしました。

転職活動で重視したポイント

  • 人間関係が良好な職場環境かどうか
  • 実力主義で公正な評価制度があるか
  • 業務効率化に積極的な会社風土か
  • ハラスメント防止への取り組みがしっかりしているか

転職エージェントを活用することで、在職中でも効率的に転職活動を進めることができました。

エージェントから企業の内部情報も教えてもらえるので、事前に職場環境をある程度把握できたのも良かったです。

④どうしても退職が困難な場合の選択肢

ただし、中には「退職したくても辞めさせてもらえない」「上司が怖くて退職を切り出せない」という深刻な状況の方もいるでしょう。

(仕事で詰められる上司への対処法については「理不尽に詰める無能上司の対処法」で具体的な体験談を紹介しています)

そんな場合は以下の選択肢があります

退職代行サービスの活用

自分で退職を伝えることが困難な場合、退職代行サービスという選択肢があります。

プロが代わりに退職手続きを行ってくれるので、精神的な負担を大幅に軽減できます。

社会保険給付金の活用

退職後の生活費が心配で踏み切れない場合は、社会保険給付金サポートを検討してみてください。

知らない人が多いのですが、条件を満たせば最大28ヶ月間の給付金を受給できる可能性があります。

これにより、経済的な不安を軽減しながら次のステップを考えることができます。

人間関係に悩む会社員におすすめの転職エージェント

転職を検討している方には、以下の3社をおすすめします。私も実際に利用して、それぞれに特徴があることを実感しました。

※マイナビのプロモーションを含みます。

私が実際に利用して効果的だった3社をご紹介します。

詳しい転職エージェントの選び方や活用法については、おすすめ転職エージェントまとめ!世代別のイチオシを紹介!をお読みください。

1. リクルートエージェント

引用元:リクルートエージェント公式サイト

  • 特徴: 業界最大級の求人数(36万件以上)
  • メリット: 転職支援実績No.1の安心感
  • おすすめポイント: 幅広い選択肢から自分に合った企業を見つけられる
  • 公式サイトリクルートエージェント

2. doda

引用元:doda公式サイト

  • 特徴: 転職サイトとエージェントの両機能
  • メリット: 20万件以上の豊富な求人
  • おすすめポイント: 自分でも探せるし、プロからの提案も受けられる
  • 公式サイトdoda

3. マイナビエージェント

引用元:マイナビエージェント

  • 特徴: 2023年度オリコン顧客満足度総合1位
  • メリット: 丁寧なサポートで評判
  • おすすめポイント: 初めての転職でも安心して任せられる
  • 公式サイトマイナビエージェント

重要なポイント

  • 必ず複数のエージェントに登録する(比較検討のため)
  • 登録は無料で、転職を強制されることはない
  • まずは情報収集から始めても大丈夫
  • 在職中でもリモートで面談可能

【まとめ】あなたの人生はあなたが決める

この記事では、私が時代遅れな職場環境に見切りをつけた理由と、その後の行動についてお話ししました。

重要なポイントをまとめると、

理不尽な職場環境で我慢し続ける必要はない
職場の改善を期待するだけでは何も変わらない
まずは社内異動、次に転職という段階的アプローチが効果的
転職エージェントを活用すれば、在職中でも効率的に活動できる

最も大切なのは、あなた自身がどうしたいかです。

周りの意見に振り回されることなく、自分の人生を自分で選択する勇気を持ってください。

私の場合、転職活動と並行して社内での告発も行いました。

結果として、パワハラをしていた上司が退職することになり、多少なりとも職場環境の改善に貢献できました。

ただし、これはすべての人におすすめできる方法ではありません。

(会社への不信感と退職の決断については「会社や上司に不信感→退職の決断理由とその後の行動」で詳しく書いています)

今、人間関係で悩んでいるあなたへ

状況に応じて、以下のステップを検討してみてください。

  1. まずは自己分析から適職診断で自分の強みと向いている環境を知る
  2. 転職の可能性を探る転職エージェントに相談して市場価値を確認
  3. 退職が困難な場合退職代行給付金サポートも選択肢に

一人で抱え込まず、まずは専門家に相談してみませんか?

話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になります。あなたの市場価値を知ることで、新たな選択肢が見えてくるかもしれません。

たかのり

あなたが納得できる働き方を見つけられることを心から願っています。

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