もう我慢しなくていい! | ブラック企業を見分ける7つの特徴【体験談】

仕事が楽しくないのは当たり前?人間関係が原因なら甘えじゃない理由

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会社勤めをしていると、「仕事が楽しくない」と感じることがあります。

特に人間関係が原因の場合、周囲から

  • 「みんな我慢してるんだから耐えろ」
  • 「そんなの甘えだ」
  • 「給料は我慢の対価なんだよ」

と言われがち。

しかし、仕事が楽しくないと感じることは決して当たり前ではありません

特に人間関係が原因の場合、それは甘えやワガママではなく、正当な理由があるのです。

直感で「楽しくない」と感じることを簡単に割り切ることはできませんし、そうする必要もないのです。

仕事が楽しくない原因トップは「人間関係」【データで証明】

エンジャパン株式会社の調査によると、「エン転職」会員610名を対象にした退職理由アンケートで、「人間関係が悪かった」が最も多く28%を占めています。

退職理由の本音ランキング

順位 理由 割合
1位 人間関係が悪かった 28%
2位 給料が低かった 12.9%
3位 社風や風土が合わなかった 12.2%
4位 評価や人事制度に不満があった 10.8%
5位 待遇(福利厚生)が悪かった 6.8%
6位 残業や休日出勤など拘束時間が長かった 6.8%
7位 業界や企業の将来性が不安だった 5.9%
8位 体調を壊した 2.4%

このデータからも分かるように、人間関係の悪さが仕事のやりがいに大きく影響することは事実であり、決して甘えではありません。

人間関係が原因で仕事が楽しくないと感じる3つのサイン

実際に人間関係が原因で仕事が楽しくないと感じる決定的なサインを、実体験のエピソードと共に解説します。

1. ストレスの多い環境【私の体験談:営業時代のパワハラ上司】

私の苦手だった上司がいた営業所には、声の大きい先輩が常に仕切っていました。

この先輩は顧客への横柄な態度や部下への厳しい叱責で有名でしたが、なぜか上司受けは良かったため評価されていてお咎めなしの状態。

「お前のやり方じゃ売れないんだよ!俺を見て覚えろ!」と毎日のように怒鳴られ、残業は当たり前。

土日も「顧客回りに付き合え」と言われ、断ると「やる気がない」と評価を下げられる状況。

ある日の朝、起床後に胃が痛くなり、会社に向かう電車の中で動悸がするようになってしまった。

同僚に相談しても「あの先輩はああいう人だから」と諦めムードで、誰も味方になってくれませんでした。

このような環境では、

  • アクの強い上司や同僚が評価される職場
  • 長時間労働やハラスメントが横行
  • 会社に行くのが億劫になる

という事実を嫌というほど突きつけられました・・・

2. 尊敬できる上司や切磋琢磨できる仲間がいない【私の体験談:保守的な職場環境】

私の上司は、いつも

  • 「前例がないから無理」
  • 「昔からこうやってるから」

が口癖。

私が現状を変える為に提案しても「余計なことをするな」と一蹴され、勉強会の参加を希望しても「時間の無駄」と却下されました。

同僚たちも「波風立てずに定時で帰れればいい」という考えの人ばかり。

新しいことに挑戦しようとする私を、ひそひそと陰口をたたくだけの現状(苦笑)

最初は社風を変えようと意欲的だったのですが、次第に「この会社にいても成長できない」と感じるようになりました。

技術的な話をする相手もおらず、毎日がルーティンワークの繰り返し

気がつくと、自分も「まあ、こんなものか」と諦めるようになっていました。

このような環境では

  • 成長できる環境がない
  • モチベーションが下がる一方
  • 周囲の影響でトーンダウンしてしまう

という状況に陥ってしまい、絶望感に悩まされる日々を送ってきました・・・

3. 仕事が正しく評価されていない【私の体験談:不公正な人事評価】

業務改善提案を積極的に行い、実際に効率化を実現していましたが、上司からの評価は芳しくありませんでした。

理由は明確でした。

上司は新規開拓の経験がある同業他社出身の私よりも、上司の発言に対して従順な同僚を贔屓しており、私の提案も「どうせ他人のアイデアを参考にしたんだろう」と決めつけられることが多々ありました。

昇進の話が出た時も、実績では明らかに私のほうが上だったにも関わらず、贔屓されている部下が選ばれました。

人事面談で理由を聞いても「総合的な判断」という曖昧な答えしか返ってきませんでした。

「頑張っても意味がないのか」と私は深く落ち込み、仕事へのやる気を完全に失ってしまいました。

周りで評価されている人を見るたびに、いたたまれない気持ちになったのです。

このような環境では

  • 相性の悪い上司が評価者
  • 頑張っても報われない
  • 他の人と比較してしまい、いたたまれない気持ちになる

という事実を思い知らされ、腐ってしまいました・・・

人間関係の問題で悩んでいる方は、まず職場での具体的な対処法を知ることも重要です。

▶関連記事:職場で詮索する人が気持ち悪い!私が実践したかわし方とは?

仕事が楽しくない時にやってはいけない3つのNG行動

人間関係が悪化している時こそ、冷静な判断が必要です。

以下の行動は避けましょう

1. 早まった判断をしない

人間関係が原因で仕事が楽しくないという理由で、感情的に転職を決めてしまうと危険です。

根本的な問題を解決しない限り、転職先でも同じ問題を繰り返すリスクがあります。

まずは転職エージェントのキャリアカウンセラーに相談してみると、客観的な意見を得ることができます。

第三者の視点から状況を整理することで、本当に転職が必要なのか、それとも現職で改善できる余地があるのかが見えてきます。

転職に対する不安を感じている方は、転職そのものへの考え方を見直してみることをおすすめします。

▶関連記事:転職回数が多い→人生終わりじゃない理由

2. 周囲の意見を鵜呑みにしない

同僚や上司に現状の悩みを相談しても、

  • 「そんなのみんな同じだし我慢しながらやってるよ」
  • 「どこの会社も似たようなものだ」

という答えが返ってくることがほとんどです。

人事に相談しても同様の反応でしょう。

しかし、最終的にどうすべきかはあなたが決めることです。

在職中に現在の職場と求人が出ている職場を比較することで、本当に転職すべきかどうかを判断できます。

もしかすると、現職の良さに気づいて仕事に邁進できるようになるかもしれません。

3. 気持ちを抑えて仕事をすること

不満を抱えながらその気持ちを押し殺し続けると、心の健康を害する可能性があります。

コロナ禍を経た2023年以降では、仕事のやりがいや働き方を見直すために転職する人(特に20代)が増えています。

まだまだやり直しが利く世代だからこその特権を活かし、自分の気持ちに素直になることも大切です。

たかのり

我慢が美徳とされる時代は終わりつつあります。

人間関係が原因で仕事が楽しくない時の3つの解決策

1. 自己評価と会社の評価のギャップを埋める

自己評価と会社の評価にギャップがある場合、不満が募るのは当然です。

しかし、もしかすると上司や会社があなたの成果を正しく認識していないだけの場合もあります。

評価する立場の人も、日頃からよく関わっている部下のことを可愛がって評価するのは人間の性質上仕方のないことです。

だからこそ、ダメ元でも良いので一度上司と面談の機会を設けて話し合ってみましょう。

具体的な成果や貢献を数字で示し、客観的に説明することで状況が改善する可能性があります。

2. 働く上で何を重視するかを見直す

人によって、仕事のやりがいとするものは様々です

  • 環境:人間関係や職場の雰囲気
  • 仕事の中身:業務内容や専門性
  • 給料:収入や待遇面
  • 革新性:新しいことへの挑戦
  • 平等主義:公正な評価制度

100%の要件を満たす職場を見つけるのは困難ですが、あなたが絶対に譲れないポイントを満たしてくれる、または譲歩できる環境で働くことが、イキイキと仕事をするための重要な要素です。

自分の価値観を明確にすることで、現在の職場が本当に合わないのか、それとも改善の余地があるのかが見えてきます。

3. 転職エージェントや自己分析ツールを活用して情報収集

転職エージェントを活用することで、現職と応募先企業を客観的に比較検討できます。

しかし、転職活動を始める前に、まずは自分自身を深く理解することが重要です。

自己分析ツールの活用がおすすめ

特におすすめなのが「グッドポイント診断」です。

これはリクナビNEXTが提供する無料の自己分析ツールで、約300問の質問に答えることで、18種類の強みから自分の上位5つの強みを診断してくれます。

グッドポイント診断で分かる18の強みには以下のようなものがあります

  • 親密性(じっくりつきあう)
  • 冷静沈着(いつもクール)
  • 受容力(広く受け入れる)
  • 決断力(迷わず決める)
  • 悠然(ゆったり構える)
  • 柔軟性(あれこれトライ)
  • 現実志向(実現可能性にこだわる)
  • 慎重性(掘り下げて考える)など

この診断結果をもとに、現在の職場で自分の強みが活かされているか、人間関係の問題は強みを発揮する環境がないことが原因なのかを客観的に分析できます。

転職エージェントとの相乗効果

自己分析の結果を踏まえて転職エージェントに相談することで、より具体的で建設的なアドバイスを受けることができます。

転職はひとつの手段に過ぎませんが、自分の強みと市場のニーズを把握することで判断の質が大幅に向上します。

現職と他社を比較した結果、転職すべきという結論に至る場合もあれば、現職の良さを再認識する場合もあります。

転職先選びで同じような問題を繰り返さないためには、事前の企業研究が欠かせません。

▶関連記事:やばい会社の見分け方:転職前に必ずチェックすべき18のポイント

どちらにしても、客観的な自己理解と情報収集によって後悔の少ない決断ができるのは間違いありません。

【まとめ】仕事が楽しくないのは当たり前じゃない

仕事が楽しくないと感じることは決して当たり前ではありません。

データが示すように、人間関係の悪さは仕事のパフォーマンスに大きく影響する現実的な問題です。

あなたが感じている違和感や不満は、決して甘えやワガママではありません。

重要なのは以下の3点です

  • データに基づく事実:人間関係の問題は退職理由の第1位(28%)という現実
  • あなた自身の判断:他人の「我慢しろ」という意見より、あなたの感情と判断を優先すべき
  • 価値観の明確化:働く上で大切にしたいことを見直すことが解決への第一歩

問題解決において転職は最終的な答えではなく、あくまで手段のひとつです。

しかし、様々な情報を得た上で判断することで、後悔の少ない会社員生活を送ることができます。

あなたの人生は我慢するためにあるのではありません。

イキイキと働ける環境を見つけるために、まずは情報収集から始めてみませんか?

その第一歩として、転職エージェントへの登録自己分析ツールの活用をおすすめします。

おすすめ転職エージェント③選

私が実際に利用して効果的だった3社をご紹介します。

詳しい転職エージェントの選び方や活用法については、おすすめ転職エージェントまとめ!世代別のイチオシを紹介!をお読みください。

1. リクルートエージェント

引用元:リクルートエージェント公式サイト

  • 特徴:求人数が業界トップクラス、転職支援実績No.1
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  • 公式サイトリクルートエージェント

2. doda

引用元:doda公式サイト

  • 特徴:業界最大級20万件以上の豊富な求人数、サポートが充実
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  • 公式サイトdoda

3. マイナビエージェント

引用元:マイナビエージェント

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